年賀状の "今年は会いましょう" が実現できない理由

Ken published on
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今日はNさんに呼ばれたので、会って話をしてきました。 「こんなんどう?」「おもしろそう!」ということで、さらにやることが増えそう。 Googleのサービスともさらに仲良くしていく必要がありそうな予感。 そんな話もしつつ年賀状の話が出た。

「今度の日曜日に会おう」というのは実現できるのに、年賀状に書いてある "今年は会いましょう" が実現できないのはなぜか? "今度の日曜日" というのは特定の日が決まっていて、その日しか無い。 "今年は会いましょう" というのは今年という範囲があって、明確に日が決まっていない。 たぶん、この差じゃないかな。

さらに細かく "日" という単位で考えてみる。 "今度の日曜日" というのは言うまでもなく、その日なんだからその日。 "今年は…" は "1/365日" なわけで、1/365の確率で会えると思う?たぶん、会えない。そんな日が365日続くから、年間を通して会うことが出来ない。だけど、合計は同じく1日。

ちょっと視点を変えて、気分的な面はどうか? "今度の日曜日" まではわくわくしてるかもしれない。わくわくの期間は数日かもしれないけど、結構充実したわくわくかも。 "今年は…" はわくわくする?「会えるかも〜?」みたいに思っている期間は長いと思うけど、これってわくわく?なんか違うよね。日が決まるまではどの "わくわく" を目指したらいいのかわかんない。

今度は会えなかったときのことを考えてみる。 日曜日に急用が入ってしまって会えなかったら、会えないことを伝えて、次の日曜日にするとか、新しい予定を決めようとすると思う。日という単位の1を失ってしまったので、改めて1を予定として立てるような感覚かな。 "今年は…" はどうなるかというと、失った機会は1/365で「まぁ、いっか」と思えてしまうような大きさ。 この差が改めて予定を立てようとしない原因な気がする。 だけど、実際は1/365が365回繰り返される前(12月頃)に「来年こそ会いましょう」なんて年賀状を書いていると思うけどね ;-)