思考の停止と久しぶりに見た向上心

Ken published on
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Tags: 仕事

昨日はいつもよりもいろんな人と話をした気がする。 ほとんど席にいなくて、話ばかりしてたから、人数だけじゃなく、話をしていた時間も多い。

結果に見えて結果じゃない

話をしていてすごく不思議だったことがあった。 「××になったら困るから○○はしない」 ということ。 一見、結果が出てるように見えるけど、結果じゃないんだよね。 ××になったら困るっていうのはわかったけど、××にならないようにする施策については話をしていない。 ○○が有益なことなんだけど、××が原因で○○したくないのであれば、××にならないような施策は考えないのか? そんな状態で「最終的には好みなんだよね〜」って言われても納得は出来無いでしょ。 最終的に好みで選ぶことについては否定しない、というか、そうなるよね(笑)とさえ思う。 ××にならないようなことを考えもせずに最終的にって言われてもねぇ…。 この件について懸念を感じつつも、ここを深く突っ込むと話がややこしくなることはわかってるんだよね。 幸い、この件の最終判断は2年先くらいまで伸ばせるから今は忘れていてもいいんだけど、これで方針が決まるのかと思うと不安が残る。

最終目的は何か?

話は変わって、プロトタイプ作成と製品選定と方式決定、どれが大切? 選択肢には他もあったかもしれないけど、主にこんな感じ。 現状では、製品選定と方式決定を優先し、プロトタイプ作成は優先度を低くしているらしい。 これを聞いたとき「はぁ?」って思った。 作るものが見えてないのに製品と方式をどうやって決定するのよ? 製品と方式を決めて、それを使ってプロトタイプを作成するって方法もあるけど、お客さんが欲しがってるものを合意できてるの? たまに会話で「お客さんにはこうやって使ってもらいます」ってことを聞くけど、お客さんは満足するには至らないんだけど、技術的要因で…みたいなことでしょ。 もちろん、どうしようもなく、お客さんに我慢してもらうしか無いときもあるけど、お客さんが欲しがってるものを合意せずに技術優先だから起きてることのように思える。 これについては作る側が悪いだけでなく、お客さんも「作っといてよ」的な感じなのも原因のひとつだと思うけど。 少し前に関わってたプロジェクトだからなんとなく、雰囲気がわかるのよね…。 大規模案件だし、政治的なしがらみもわかるけど、そんなんでいいの?って思う。 だいたい、大規模案件にそぐわないフレームワークだって感じてるにも関わらず、それを採用して進めるってどういうことよ? どこかで飲む機会があったら突っ込んだ話を聞きたい。

作り方は知っているし、そのことに関しては一流だと思うけど、作り方の流れを意識をしている人がとても少ない。 上記の2件についてはこれがすごく残念。 伸び悩んで、そこでぐるぐるしてる感じをものすごく受けるけど、進んでいるように思ってるんだろうなぁ…。 残念とか不安とか、その他色々と複雑な気持ち。

書いて見せるの繰り返し

報告書やタスク管理など、紙になるドキュメント類は印刷して見てもらってる。 報告書の類なら言い回しや表現を、タスク管理であれば項目や書き方を含めたざっくりとした状況を共有という感じ。 会社は違うんだけど、席が近くということもあり、色々とお世話になってる。 他社ということもあって、遠慮されていた部分もあるようだが、来週からはもっとツッコミが激しくなるかもしれない(笑) IT業界にはこういう文書をじっくりと見れる人ってあまりいないから、ここぞとばかりに書いては見せ、書いては見せと繰り返してる。

久しぶりに見た向上心

最近になって、サーバーに興味を持ったという人と話をした。 自宅にサーバーを置いて、仮想化して、自分で色々とやってみたいということらしいが、サーバーを置くにあたって必要なこと(例えばグローバルIPが必要とか)も意識してないくらいの知識。 今は知識がないけど、やろうと思ってることについてはいいことだと思う。ろくな知識もなく、サーバーを構築しようと思い、そこから色々と身に付けた頃の自分と似たような流れだと思った(笑) すぐには仕事に役立たないかもしれないけど、必要な知識だと思うし、嬉しい出来事のひとつだった。 仕事での関わりは皆無だけど、プライベートな時間で学ぼうとしてる人には協力していこうと思ってる。 おもいっきり技術な人でもないし、業務的にもそうではないものの、素質はありそうだし、会社をいい方向に持っていける人なんじゃないかな、と感じた。

昨日はほとんど人と話してたし、夜は飲みに行ったこともあって色々と思うことがあった一日だった。