Scalaは仕事場では使いづらい

Ken published on
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Categories: Programming

Tags: Scala

Scalaは仕事場では使いづらい。 個人的にはScalaは好きだけど、環境によっては使いづらくて困る…という話。

環境

何が使いづらいかというと「ここ(gitリポジトリ)にあるから持ってきて実行してね」ってことが言いづらい。 もちろん、職場環境とかには左右されることではあるんだけど、今の現場では敷居高すぎ。 どれくらい敷居が高いかというと、
  • Scalaの存在を知らない
  • Gitを使ったことある人がいない
  • Subversionは使っているけど、ソース管理とは言えない
  • コードを書ける人が少ない
  • Linuxを扱える人が少ない

という感じ。 SIerとはちょっと違うところはあるけど、システムを扱う会社です。

Scalaの使いづらさ

SBTでソースを管理しているけど、Scalaの存在をろくに知らない方々にとってはSBTは敷居高すぎ。 その前にGit…って話はあるんだけど、Scalaに限った話ではないから置いとく。

Javaを知っている人が実行できるようにしてあげたら?ってのはあるんだけど、Javaから実行できるようにするのも面倒。 jarに固めたとしても、scala-libraryまで含めたらファイルサイズが大きくなって渡しづらいし、ちょっとしたツールなのに「なんでこんなにファイルサイズ大きいの?」って疑問は出てくるだろうし、何かとめんどい。 そういう疑問なく「これだけで実行できるの?便利だねっ!」って反応にしたいというのが率直か要望だろうか。

どうすべきか?

こういうときはScalaじゃなくて、スクリプト言語の方が実行しやすいんだろうなぁ…と思ったけど、RubyもPythonも使ったことある人いないんじゃないか!? う〜ん…他の人に使ってもらうには面倒なことが多い。

使ってもらうことは置いといても、個人的にも(クラスパスとかをうまく隠蔽して)もっとお手軽に使えないか?とは思う。

もっとスクリプト言語っぽくも使える側面がもっと表に出てくると広めやすいし、広まっていくんじゃないか?と思った。 今だったら、SBTのプラグインで解決するのが現実的なのかな。