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· 12 min read

SIerって終わるの?

最近よく目にする「SIerは終わるだろうな」って話、実際に十分あり得ると思っている。 ほんとになくならないにしても、今とは全く異なる状況に陥っていても全然不思議ではないという感覚。 「SIerに入社したい人っているの?」っていうことになりそう。

IT業界、いつまでも2次受け, 3次受けで仕事がやりづらい。 2次でも3次でも出来る人が数名集まったプロジェクトなら進むと思うけど、実際は数名ではなく、もっと多い。 上司はいるし、後輩はいるし、他社はいるし、よくわからない仕様が降ってきて、根拠のないスケジュールで何故か進むことになっている。 これはこれでやりづらくて困るけど、SIerが下火になっていく理由はこれではないと思っている。

マインドが関係していそう

自分が見えている狭い範囲での感覚なので、これが正しいとは思ってはいないが、改善しないとまずいんじゃない?と思っている。 それが、マインドの問題。 SIerにはマインドの高い人の割合が少ない気がする。 これはSIerに少ないと言うよりは、マインドの高い人はマインドの高い人が集まる会社に流れて行っているような感覚。そのマインドの高い会社というのが今のところ "ソーシャル系" だったり "Web系" と言われる部類だと思っている。

私自身、SIerのような現場で働いている(SIerの "ような" と書いたのは、出資の関係上一般的なSIerとは少し違うと感じているから)。 この現場、ともかく作り方が古い。よく言えば、レガシーで、枯れているから安定しているし、安心して使える…にしても、古い。 過去に業務で使ったことあるが、それが10年くらい前。それがメインの開発手法となっている。 その開発手法が適していればいいのだが「適しているとは思わないが、これが社内標準だからこれを使っておくか」ということを耳にする。 最近では普通に使われるAjaxやDHTML(この呼び方も古いか?)が扱いづらい構成。 それを認識しつつ、利用している。

どういうわけかエンジニアだと思われる社員がとても少ない。エンジニアというか、素人が技術的な用語を知っている感じ。 さらに困るのは、その場を取り繕おうとしようとして何かを言うという風習(?)。 この2点においては、一人二人…という人数では無い。 話を聞く限りだと、身に付くべき時に身に付いていない感じがあるので、せっかくの機会を逃してしまっているがために、未だに素人っぽいのだと思う。 後者は自分の無知や判断を取り繕おうとしてるように見える。

ソーシャル系へ移るチャンス!

そんな不満をtweetしてたら、とあるソーシャル系企業にいる知り合いのOさんから「こっちに興味ある?」とメッセージをいただきました。 その後、久しぶりにお会いして、お話を聞き、エンジニアにとってとても楽しい環境だということがわかったので、応募しました。 選考の結果、オファーはいただいたものの、辞退しました。

世の中の流れ的には終わるであろうSIerから、ソーシャル系への転職ということで、とても魅力的。 しかも、エンジニアにとっていい環境であるのは確かなんだけど…素直に入社する気になれなくて…。 理由は主にふたつ…これについては自分でも明確な理由がよくわかっていないが、文章にしたらこんな感じというところ。

  • 2月末から提案していたことが動き出した
  • 企業の魅力よりもOさんの魅力の方が大きかった

ひとつ目の提案は「開発などについてもう少し改善をして行きませんか?」ということ。 これは大雑把すぎるけど、内容はもう少し細かく、3つに分けて、それらを関連付けて提案をした。 この話が面接を受けている間に急激に進みだし、自分で提案したことなのでもう少し関わっていようと思った。 ふたつ目は企業の魅力が薄れたように感じたのかもしれない。 Oさんと話したときに、とんでもない施策をいきなり実行していてびびった。仕事の話を楽しそうにしていたのが嬉しかった。 その後、面接で話したエンジニアの方々も楽しそうだったし、面接であるにも関わらず、自分でも結構楽しく話せた。 きっと、一緒に仕事をしても楽しい方々であると感じたものの、どう考えても、Oさんの魅力の方が上という感覚が抜けなかった。 自分でも楽しそうと感じたから、入社するという選択肢もあってもいいと思ったものの、何か違うと感じた。 結果的に、迷いがあるまま入社というのは違う気がしたことと、提案したことを進めるということで、辞退を選択。

SIerから脱却したSIer

SIerが終わる話から少し脱線したが、上述の提案にはSIerが終わりにならないような施策を考えている…なんて書くと偉そうだけど、ソーシャル系やWeb系と言われる企業のいいところは取り入れ、積極的にオープンソースも取り入れていくようなイメージ。 SIerのよくないところとして、責任から逃れようとしていることだと感じている。 例えば「製品を使えばサポートがあるから」「オープンソースを導入すると管理できなくなるから」「社内の標準ではないから」のような発言。 責任を負わずして、どうやって納得の行くシステムを構築するのか?どうやってお客さんに説明するのか? 社内の標準じゃなくても、責任をもってしっかり作るんじゃないの?社内標準ならある程度いい加減でも許容されるの? などなど、色々と疑問が出てくる。 今のところ、これらについて納得の行く回答を得られた覚えはない。

いつまでもこんなシステム開発をしてたら、仕事の楽しさの面でも、待遇面でも、ソーシャル系やWeb系の方が高くなってきているように思える今、スキルやマインドが高いエンジニアがその場にいるわけがないと思う。 SIerから人が流れていくのは当然のように見えるので、何ら不思議はない…ということは、SIerは下火になっても不思議ではない。

SIerが終わるか終わらないかというのは、自分たちが持っている技術を駆使して、責任をもってシステムを構築するかしないかが重要なのではないかと思っている。 今回、提案したものの、それなりにお固い現場ではあるし、権限なんて何もない(社員ではない)自分が1年でどこまで進められるか…まだ始まったばかり。

なんだかんだ書いたけど…

SIerは下火になりそうな気はしていても、まだ改善の余地がある今、もう少し何か施策を行なってみてはいいのではないかと思っている。 提案したことなど色々と書いたけど、楽しく仕事をしたいということ。