UbuntuでPure-FTPd

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Pure-FTPdでFTPを利用する

サーバーでFTPを使いたい時はPure-FTPdをよく使う。

Pure-FTPd - About http://www.pureftpd.org/project/pure-ftpd

他にも色々とある中でなぜこれを使うか?というと、一番の理由は ユーザ管理をPure-FTPdがやってくれるから に尽きる。 UNIXユーザとFTPユーザが紐付いた方がいいじゃん!って時はそういうのを選択すればよくて、それが嫌だからこれを使うという感じ。

基本的な使い方

以下にはUbuntuでの使い方を記載。 ユーザ認証はPure-FTPdのファイル管理によるものを利用する。

認証DBをファイルにする

/etc/pure-ftpd/auth を見ればわかるが、認証方法が並んでいる。 sudo ln -s /etc/pure-ftpd/conf/PureDB /etc/pure-ftpd/auth/50pure

インストール

sudo apt-get install pure-ftpd

/etc/init.d/prue-ftpd が作成されるのはお約束通り。

ユーザ作成

sudo pure-pw useradd FTPUser -u ken -d /home/ken/ftp -m

  • FTPUserというユーザをkenユーザ権限でログインする
  • FTPログイン時はchrootする(-dオプション)
  • ユーザ作成後にユーザ管理DBを更新する(-m)

という意味。 -d ではなく -D にするとchrootしない。 -m しておいた方がいいけど、忘れたら sudo pure-pw mkdb すればいいだけ。 ただし、mkdbしないとユーザ情報が反映されないので可能な限り -m しておくことをおすすめする。

あとは普通にFTP接続をすればよい。

トラブルシューティング

  • 認証方式を確認(/etc/pure-ftpd/auth)
  • ユーザ情報DB更新(-mオプション, mkdb)
  • ファイアウォール確認(ufw)