上司って思っていたよりも重要なんじゃないか?

Ken published on
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今日は色々と思うことのある一日だった。

仕事は大変だし、Oさんとは話せないし、エキサイティングなやり取り見るし、こんな(↓)記事を見つけるし・・・と。 ■若者はクソ労働環境で一皮むけるべき、らしい - nullpo.printStackTrace(); http://d.hatena.ne.jp/paulownia/20090926/1253986705

いつもは感情はあまり表に出さないようにしてるけど、今日はいつも以上に怒哀が激しかった。 喜怒哀楽なら人っぽい生活で、つらいことがあっても・・・という前向きな感じはするけど "喜" と "楽" はないので "怒哀" という表現になるのです。

話は戻って・・・まずは、上記URLに書いてあったことについて思ったこと。

ときには "徹夜" も "デスマーチプロジェクト" も仕方ないと思う。 それと、これを乗り切った後は一皮剝けてることもあると思う。 一皮剝けるというか、感覚的には短期間に凝縮されたことによってそう感じるんだと思う。 というわけで、一皮剝けたと感じることはあると思ってる。 でも、デスマーチが続くことや、きついプロジェクトが普通だと言う人はバッドノウハウ信者と大差ない気がする。 "会社存続のピンチです!" みたいな場合のデスマーチやきついプロジェクトは仕方ないけど、それと "きついプロジェクトが普通" というのは別の話だと思ってる。

次の話。 今日はOさんがわざわざ2回も席までやってきて声をかけてくれたのに、こちらの忙しさのせいで全然話が出来ず😔 帰り際にエレベータ前に行って1分話をしたかしないか・・・。 プロジェクトが忙しくて話が出来なくて申し訳ない気持ちもあるが、話をするだけの時間を用意出来ない自分にも納得が行ってない。 そんなことは多々あるんだけど、それが自分だけに留まらず相手にも影響を及ぼしてしまうときは特に。 しかも、相手の気持ちがわかるとき(思い過ごしかもしれないけど)はさらに・・・。

話は変わって・・・お昼はある二人が言い争いみたいな感じに・・・。 二人の言い分はどちらのこともよくわかる。 普段なら "どっちもどっちで、それは仕方ないとわかりつつ・・・" と自分で思っていたりはするんだけど、今日は明らかに片方の言い分には納得が出来なかった。 納得出来ないと書きつつも "いつも通り、言いたいことはわかって、そうした方がいいとは思うところもあって、自分に取り入れよう" としてる自分もいるんだけど、このプロジェクト状況では無理。 みんなきついとわかって、その中で頑張っている状況で、それを無下にするような発言は絶対に無い。 このときはただ単に "怒" と "哀" が混じっていて、冷静には判断してなかったと思うけど、何か間違ってる気がしてた。 それと同時に "上に立つ人がみんなこんな考えなら、ここは自分のいる場所じゃないな" と思った。 てっぺんは仕方ないとしても、直属より上が全部こんな感じだったら自分の居場所はないと思う。 「自分の場所は自分で作って」と言われた頃とは明らかに違う気がしたから。 状況に応じて変化していくことも大切だけど、変えてはいけない部分だと思ってる。

夜になり、Oさん(上記とは別の人)とベランダで話してるときに気付いたんだけど、共通の話題を持ってる人が少ない会社なんじゃないか?と。 今までに関わった会社で比較的多かった共通の話題はこんな感じ。 P社: ガジェット, 機器(今だと、iPhoneやデジカメとか) C社: 技術系, オープンソース E社: 飲み会(?) それぞれ、特徴はあるものの、共通の話題があり、上司が部下の面倒をきちんと見てる。 面倒を見ると言っても、もちろん全て見てるわけじゃない。 ただ、上司らしい行動をとってる。 わかりやすい例を挙げると、

  • 飲み会では上司が多く払ってくれる
  • 愛情がある
  • かばってくれる

という感じ。 結構集まる飲み会でも自分で3,000円出すことがあまりなかった気がする。 新人の頃はほんと負担が少なかったし、数年して、払えるようになってきてもあまり出してなかった。 これがいいと言うつもりは全くないけど、上司としていい存在だなと思える人が持っていた共通のこと。 "結構集まる飲み会" と書いたけど、結構集まるだけの上司としての資質も持ち合わせているんだと思う。

2つ目の "愛情" は・・・怪しく取ると怪しいんだけど、そうじゃなくて "注意してたり、怒ってたりするんだけど、愛情がある" ってこと。 愛情というか、相手を思いやる気持ちかな。 "愛情" の方が字数が少なくて書きやすいからこっちの言葉を使って書いてくことにする。 説教を受けてる方としては、その場は気持ちのいいものではないんだけど、愛情があるかないかで、そのときの話の聞き方が全然違ってくる。 自分の場合は、まずは感情抜きで聞こうとする。 変に反抗心があるとそのことばかりが頭を過ぎってまともに聞けないし。 この "感情抜きで聞く" ってことはそう簡単に出来るものでもなくて、相手の言い方(愛情の有無)しだいに大きく左右される。 自分のことを気にかけていて言ってくれているという安心があれば、反抗心を出す必要が無いんだから。 中には上司の意図や気持ちも知らずに・・・という人もいると思うけど、割愛。

3つ目のかばう件は "社内は基本味方" に似た感覚。 何かあっても一緒に解決しようとしてくれる, 自分のせいにする, 他社の人に意見を言う・・・などなど。 いくつかの会社を見た限りだと、社内は仲がよく、他社に対しては一緒に闘ってくれる感じが多い。 もちろん、闘う必要が無いのが一番だけど、ときにはあるし🙄 例えば、上司が敵になったとする。 このとき、一緒に闘ってくれるのは誰?かばってくれるのは誰?一緒に考えてくれるのは誰?ってこと。 (敵になるのは簡単。愛情の無い言い方だけで十分、敵確定!!) 敵になった場合、同僚に相談出来ればまだいいけど、出来ないとどうなる? 同僚に相談出来たとしても解決に至るか?というと、それもわからない。 結果的に誰も味方がいないと感じたら辞めるだろうね。

今日はいろんな方面からひとつのことを見たような気がした。 それらを考えてたらこんな感じにまとまった。 「上司って思っていたよりも重要なんじゃないか?」と。

今までお世話になった人を振り返ると、いい人たちが多い。 会社は違えど、いい上司でもあった気がする。 そして、なんだかんだと連絡を取ったりしてる。

こんなことが淡々と書けるくらい、今の気持ちは全てにおいてフラットな状態。 まずは今のプロジェクトだけうまく行くように動かなきゃ〜。