Ken published on
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まだ実家で暮らしていた頃、玄関に妙な植物があった。 両手の親指と人差し指で作った円をひと回り小さくしたくらいの鉢だったかな。 そこに植えてあったのは幅の細い葉っぱがいくつか生えていただけ。 しかも、年中緑色で、成長もせず、老いもせずという植物。

あるとき、爺に「これ何?」と聞いたことがある。 爺は「欄だ」と。 欄??? 欄というと、綺麗な花が咲くイメージしかなかったから、ほんとか?という気持ち(笑) さらに話を聞くと「この欄は水をやらなくても勝手に育つ」ということらしい。 よくわからないけど、普通の花っぽくないところと、世話をすることなく勝手に成長すると言うところに惹かれ「くれ」と言ったような気がする。 結果、もらったのかどうかはよく憶えてないが、そのまま玄関に放置されていたのは覚えてる。 まぁ、もらっても何をするわけでもなく、放置なので、勝手に自分のものだと思っていても同じことなんだけど(笑)

そんな植物を思い出した。 その植物について調べていると "不老長寿の縁起のよい植物" という紹介があった。 自分の想いと対外的な意味が重なったこともあり、爺の誕生日プレゼントはこれに決定!! というわけで、今頃は配達中のはず。

日曜日にでも実家からメールが来るんじゃないかな。