Kさんのシステム相談

Ken published on
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今日の昼過ぎに1通のメールが届いた。 TV関係者のKさんがシステム関係の話をしたいということらしい。 特に予定があったわけでもないので、夜から会って話をすることになった。

20:00過ぎからいつものお寿司屋さんでご飯を食べつつ、システムの話開始…と思いきや、特にシステムの話ではない。 システムを使うという意味ではシステムの話ではあるんだけど、個人的な感想としては "何をどう実現したらいいか?" という話で、そこにシステムを利用するというだけのこと。 IT業界にいない方から見たらシステムの話かもしれないけど、こちらとしてはどのように実現出来るか?というだけであって、既存サービスを利用すればいいだけのこと。 具体的にはUstreamとTwitterを利用するということ。

"システム" というと難しさを感じるかもしれないけど "システム" とか "サービス" とか "アプリケーション" とか "パソコン" っていうのは同義なことがある。特に "使う立場" と "作る立場" という視点で区別すると前者は "慣れが重要" で後者は "関連システムの知識が必要" というイメージ。なので、システムには疎いけど、パソコンはそれなりに使いこなすし、新しいサービスが出てきたらうまく使うしって人もいる。

今回の話は前者の "慣れが重要" な方。 慣れが重要と言っても、その感覚を持っていない人が多いと感じてる。ブログでもTwitterでも、なんでもいいんだけど、あるサービスがあるとする。これを使えるか使えないか?っていうのは単なる慣れだと思っている。もちろん、やったらまずいことや、こうすべきって話はあるものの、それはどんなものにもあるはずなので割愛。 話しを聞く限り、始めようと思えば始められていたことであり、今週末に準備して、来週末から開始ってことも出来るくらいの内容。 コンセプトも前例も今までに無いことか?というと、そうでもない。となれば、なるべく早く始めて、データを蓄積することが吉。だけど、データを蓄積する重要性がなかなか伝わらないし、理解して無いと思う。 理解出来ないのが悪いのではなく、これは体験しないと理解出来ない内容だと思っているので、別に気にすることではない。それよりも、ある程度まとまっているのに実践してないことの方が気掛かり。

色々と話を聞いてみると、過去に関わったIT関係者の対応がよろしくなかったようで…。聞いた話では、そういう人がいても不思議ではない業界なので、それについては特に思うことはない。と思うくらいの話。よくない風習というか、なんというか…。

結果的に伝えたいことは伝わったようでひと安心。ただ、伝えるまでにちょっと遠回りし過ぎたかなぁ〜というのはある。もっと意図を汲み取れればよかったんだけど、なかなか難しかった。 初めは "どう実現したらいいのか?" という話かと思っていたんだけど、なんか違うと感じ、そこから本質を見極めるべく色々と聞いて、やっとわかったことは…う〜ん、表現が難しい。 ニュアンスは違うけど "止まりつつあるものを動かすきっかけ" だったんじゃないかなぁ〜と。 今回の件、関わっても5〜10%になるかならないか程度だと思うので、ほんとにシステムの話というよりはそれを取り巻く話が重要だった気がする。

最後に「全然草食系じゃない!」と言われた(笑)