本の薦め方

Ken published on
5 min, 809 words

Categories: misc

基本的に、人に本を薦めることはあまりしない。 薦めたところで、その人が読むかどうか分からないし、押し付けがましくなるからっていうのが理由。自分が薦められても読むかどうかはわからないのに、人に薦めてもねぇ…ということ。

だからと言って、全く薦めないわけじゃない。やっぱりいいと思った本は共有したいからね。 薦める時に気を付けていることは "相手のことをある程度知っていて、読んだら役に立つと思ったとき" というのが大きな基準。在り来りな理由。

薦め方としては、大きくふたつ。

  • 本のタイトルを教える。
  • 本を貸す/あげる。

本のタイトルを教えるときは、手元に本が無いときはもちろんのこと "本の話をしてはみたものの、あまり興味を持ってないかな?" ってとき。買うか買わないかは本人の判断でどうぞっていう場合。 本を貸す/あげるときっていうのは "押し付けがましいと思いつつも、押し付けがましい以上に役に立つ" と勝手に思っているとき。それでも、あまり本を読まない人には苦痛なので、基本的に薄くて数時間で読める本の場合だけ。 実際は貸すよりもそのままあげてしまうことの方が多い。借りた側としては返さなきゃならないし、返すということはそのときに感想を言わなければならない(=読む必要がある)し、貸した側としても覚えておかなきゃならないし、相手の反応を気にするのもやだし…という理由。 一番気楽なのが、あげて、放置。お互いに相手のことを気にしなくていいからね。

ちなみに本の話を聞いた/薦められたときの自分の行動は?というと、興味がなければそのまま放置だし、読もうかどうしようか迷ってる時と、読みたいと思ったときはAmazonのほしい物リストに入れるようにしている。

読み終わった本は本棚に眠ることが多いので、年に1, 2回リストを作って、欲しい人がいたら差し上げてます。欲しいという人は多いわけじゃないけど、たまに興味を持つ人がいるので…という程度の理由。 本をあげるということは交換ではないので、特に見返りがあるわけではないけど、意外と面白いかも?と思ってる。お礼にお土産を送ってもらったこともあるし、コミュニケーションの補助となっている気がする。