いまさらRaspberry Piでメディアプレイヤー
いまさらながらRaspberry Piをいじってみた。 日経Linuxのムック本とのセットのやつを買っておいたんだけど、Raspbianの動作を見た程度で終わっていたところだった。
なぜいまさら?
Raspberry Piを使おうと思ったのはApple TVが意外と使いづらかったから。 Apple TV自体の出来はいいと思うんだけど、NASにあるものを再生したり、YouTubeの動画を再生するには使いづらかった。 今までもApple TVで映画を購入することなかったし…ということで試しにRaspberry Piにしてみたというのがきっかけ。
Raspberry Pi
Raspberry Piを知らない人のために…。
▶Kano - Make a Computer http://www.kano.me/ 今買うなら、色々と付いてるこっちの方が人気あっていいのかも?
Raspbian
Raspberry PiでRaspbianをインストールして動画を再生してみたら普通に使える。 けど、UIがデスクトップというのが不満。 キーボードとマウスを付けておくのは邪魔だし。 そんなわけで、メディアプレイヤーとして使う方法を調べてみるとRaspbmcというのがあった。
Raspbmc
Raspbmcのインストール手順はRaspbianと一緒。 NOOBSでインストーラを起動してRaspbmcを選択するだけ。
今回買ったもの
今回、Raspberry Pi用に2つ購入したものがある。 それが、スピーカーと無線LANの子機。
スピーカー
何の変哲もない、安いやつ。 いい音で聞こうと思うような設備や施設が整ってるわけではないので安くてそこそこ音が出ればいいという感じ。 重要なのはアンプを搭載しているかどうか?ということ。 スピーカーはあるんだけど、ほんとにスピーカーでちょっと大きくてアンプは搭載してないタイプ。 これとRaspberry Piは相性がよくない…というか、Raspberry Piにあの大きさのスピーカーは邪魔だし、おもちゃ感があってもいいということで小さめのやつ。 実際、聞いた感じどうか?というと、可もなく不可もなく。 可もなく不可もないのが望みだったのでよし。 TVのスピーカーというのが感覚的に一番近いかも。無線LANの子機
Raspberry Piからなるべくケーブルをなくそうと思ってWi-Fiドングルを調べたら安かったから購入。
USBの口にさして、SSIDをスキャンして、接続用のパスワードを入力したらつながった。 なんというお手軽さ。再生
NASのDLNA機能を有効にしておいたらRaspbmcから検出できたので、たいした設定なく認識して使えてる。
リモコン
もうひとつ重要なのがリモコン! 今回はiPhoneアプリのリモコンを使った。 ▶iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 Official XBMC Remote https://itunes.apple.com/jp/app/official-xbmc-remote/id520480364?mt=8 これ無料。 しかも、使い勝手も悪くない。 iPhone側で選曲し、再生ってことができるので扱いやすい。 iPhoneで操作が出来るということは、ディスプレイ, キーボード, マウスが不要!!
まとめ
Raspberry PiはRaspbianを入れるのもいいけど、Raspbmcでメディアプレイヤーとして使うのもあり! 持ち運び出来るメディアプレイヤーになるから、親戚のうちへ持って行って、動画や写真を見せるってのもありだし、そのまま置いといてFTPでファイル転送して常に最新に!!なんてことも出来る。 安い割には使い道がとても広くて楽しい機器であることは間違いない。
今後の課題
- MacからAirPlayが出来ない(iPhoneからのAirPlayは出来た)。
- VNC接続が出来ない(Raspbianの時は出来たんだけどなぁ)。
IPv6を無効にしたり、強制終了時のダイアログを非表示にしたりもしたんだけど、この設定についてはまた後日(書くのか?)。