メリットとデメリットと特徴
メリットとデメリットの話。
なぜかメリットとデメリットに分類したがる場面に遭遇することが多い。
分類するためには何かしらの基準があるはずなんだけど、基準なくメリットとデメリットに分類したがる人がいる。
まずは特徴として捉え、その次に軸を決め、それからメリットとデメリットに分類しないと、読んでいる方は「???」となる。
定期預金はメリット?
例えば、5年間の定期預金、これはメリットなのだろうか?
仮に、定期預金の額を100万円とする。
安易に書きだすとこんな感じだろう。
- メリット: 利息が少し高い
- デメリット: 満期まで引き出せない
こういうのを見ると、だからなんなのだろうか?何を言いたいのか?と思ってしまう。
あなたにとって、定期預金はメリット?
利息が少し高いことも、満期まで引き出せないことも特徴にすぎない。
なぜこれがわからないのだろうか?
よくよく話を聞いてみると「◯◯なので」と前提となるようなことを言う。
株や投資信託で年率 10%の利益を出している人にとっては、利息は高くないからメリットとは言えないだろうし、 お金を引き出せないことはデメリットだろう。
過去10年間に渡ってお金を引き出してないし、貯金も500万円あるから100万円引き出せなくても困らないという人には利息が高くなることはメリットであり、お金が引き出せないことについてはデメリットというわけでもないだろう。
まとめ
メリットやデメリットは特徴をある角度から見た一側面でしか無いよ。