ミラクル店員と本気を出さない店員

Ken published on
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今月中に新しい洗濯機が発売されるから、今のうちに旧モデルを買っておこうと電気屋に行ってきた。
今年のモデルが発売したら旧モデルは消えていくし、今年のモデルは旧モデルよりも+10万円だしても買えなさそうだから旧モデルを買っておくことにした。
今の家電はどれも機能面は申し分ないから、1年くらい旧モデルでも気にしない。
PCは最新がいいけど。

洗濯機は即決。
カビとかつきにくくて、きちんと洗濯してくれればいいや〜ってことで東芝。

エアコン

エアコンも11月頃に新機種出て、こちらも+10万円でも買えなくなりそうだから購入。
こちらも下調べ済みで、三菱にしようと思っていたけど、たまたま日立の人と話をしてみたら、日立製品がよさそう…ということで日立にした。
決め手は洗濯機と同じで、カビとかつきにくくて、それなりに冷やしてくれればいいや〜ってのがひとつ。
もうひとつは湿度も考慮してくれるところ。
湿度はそれなりに重要だと思っているけど、部屋に加湿器と除湿機の2つは置きたくないし…とここしばらく考えていた結果、 エアコンがそれなりに除湿機能を持っているということでそれを頼ることにした。
加湿器は必要になったら別途購入する。

加湿器はこれが欲しい。

フレッツ光の勧誘

本題はここから!!ちょっと前置きが長かった。

会計している途中に「フレッツ光を乗り換えませんか?」的な話。

家電量販店でよくある「乗り換えれば30,000円キャッシュバック!」というあれ。
条件がよさそうだったら一度解約→新規契約もいいかな?と話を聞いてみると…めんどい。
「赤丸が無料期間があるのですぐに解約してもよくて、青丸は無料期間が無くすぐに解約すると違約金が…」と。
「うちの場合はプロバイダの都合でちょっと解約できなくて」とか、こちらの状況を話をすると、
「フレッツとプロバイダを新規契約して、後日、旧フレッツ解約と新規契約プロバイダを解約すれば…」とさらにめんどくさい提案してきた。
実際、いくらキャッシュバックもらえるのか聞くと「30,000円+無料期間-プロバイダ云々で…約25,000円です」と。

話は下手だし、複雑になる一方だし、契約するにしてももっと要領のいい人と話を進めたいと思ったし、 2万円もらえてもこれ以上この人と話したくないと思ったから「2,3万円程度なんですよね?それならいりません」ってハッキリ言ったにも関わらず、 「ちょっと上と交渉してきます。+10,000円でキャッシュバックで35,000円ならどうですか?本気出します!」と。
客と話をして契約に結びつかなさそうだから本気出しますってなめてるでしょ。
本気を出さないでいる間にうんざりモードに切り替わってしまったよ。

それでもしつこく「35,000円ですよ?うちは奥さんと2年ごとに契約切り替えて家電買ったりしてますよ」的な話までしてきた。
あまりにもしつこいから「3万円程度ですよね?10万円になったら考えます」と伝えたら、「あまりお金に困っていないんですね。価値観の違いなんですね」と。
価値観というか、3万円くれるならもらうけど、この店員と話すのが嫌になってしまったというだけなのだが。

「会計で時間がかかる間にフレッツの話でもどうですか」と進めてくれた店員は隣で会計手続きも終わり、待っている状態。
本来の目的だった買い物を完了させるという空気を読めないのもなぁ。
「会計終わったようなので、その後もう少し言いですか?」という流れを作れるくらいじゃないとね。

  • 説明が下手
  • 途中から本気出すような態度
  • 空気読めない

こちらは断っているわけだから、続きを話すなら10万円くらいもらわないとなぁ…という感じ。

あれだけ話をして納得させることが出来ない時点で説明が下手だってことに気付いているのだろうか?
数分前に話をしていた日立の人は「自分は日立の人間だから日立も勧めるけど、他のメーカーもきちんと説明します」って言い切って、他社との比較をしつつきちんと話をしてくれたし、こちらの意図を汲み取るのも早かったし、次回もあの人から買いたいと思えるような人。
エアコンだから次回はほぼなさそうではあるが…。

これだけ説明してくれて、まとまって購入できるならネットより少し高くてもいっか?と思いつつも、最終的にはネットよりも安くなっている気がする。
なぜかエアコンの話を聞く前に決めていた洗濯機まで割引してくれるというミラクルまで発動させた店員さんだった。

メーカー店員さんは会計への引き継ぎもうまく、会計の人も手際よかった。
会計の人もフレッツの人に呆れていたように見えた…。
会計の最後には「お時間を取らせてしまって…」と気にしてくれていたし。

まとめ

ネットは明らかに安い時もあるけど、その分、サービスは期待できないから、サービスを期待しないものについてはネット。
サービスを期待するようだったら家電量販店かなぁ。
「家電量販店が追い込まれている」という話も聞くけど、ネットというライバルが生まれたことによって、製品知識を持っている人とか、サービスとか、そういう強みがより明確になった部分もあるんじゃないかな?と思う日だった。

家電量販店でたまに出逢うプロの人と話をするのはなかなか楽しい。
「エンジニアは『センサーで監視する技術はよくなってる』と言うけど、現場からしたらそんなことない」とか、 「センサーは三菱の方が上というのは認めるが、人の行動に完璧に対応できるものじゃない」とか、 そういう話が面白い。
自分でセンサー作るとなったら特定の場合においては素晴らしいかもしれないけど、人の行動すべてに対応なんて無理だしなぁ〜って思うから。

今日の店員さんはいろんな意味であたりだった。