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· 12 min read

久しぶりにインライン関係の内容。

ことの始まりは@france8との会話から。

定価で売れるようになるか?ということについては、今のままでは売れないと思う。

最近はすっかりスラロームから離れてしまって、主に移動や街乗りにしか使ってない。そういうときこそ、着脱式が便利なんじゃないか?と思われるかもしれないが、実際に使っているのはSeba Highの紐なし。紐がなくてもしっかりとホールドしてくれているし、手間も省けるのでこの履き方に落ち着いた。

今までにも、移動に使いたいなぁ〜ということで着脱式のインラインスケートを購入している。買ったのはRollerblade社のW.B.S(Walking Blade System)というブーツと、XSJADO。 W.B.Sは足首の固定がなく、不安定。直進性は問題ないけど、曲がりづらかった。ロッカリングすれば少しは改善されるかもしれないけど、それ以前にフレームが長かったなぁ〜。ほとんど使わなくなってしまったので、誰かにあげた。

XSJADOは今も持ってて、たまに履く。ほんと、たま〜〜〜に。 一応、アグレッシブ用途としても売られているので、アグレッシブブーツとして使っている人もいることでしょう。自分ではアグレッシブはやらないので、そちらの性能は不明。着脱という観点のみで購入したブーツ。

今回話題となったHypnoは残念ながら購入したことは無いが、一体型の普通のインラインスケートよりも安定性がないことは間違いないだろう。

ここでは "着脱式インラインスケート" という括りで話を進めることにする。

インラインスケート業界(?)の現状としては、あまり盛り上がってないかも。自分でも以前ほど熱心にやってはいないけど、全体的に賑やかさがない。 そんな状況の中、Hypnoの2011年モデルが販売されるというのは嬉しい話!! 嬉しい話ではあるんだけど、これが売れるか?ということについてはかなり疑問。

Hypnoは着脱式ということで、靴の部分とフレーム(靴よりも下のタイヤを含む部分)を簡単に外すことが出来ます。そのため、ちょっと買い物へ〜ってときは、滑っていって、お店に入るときはちゃちゃっと脱いで・・・という利用法が想定されるんだけど、Hypnoに限らず、着脱式はこうはいかない。 まず、滑っていくのがちょっと大変かも?普通の一体型のインラインスケートとは違うので、そこまで安定性やフィット感に優れているわけではない。路面のいい、なが〜い道路を利用するなら問題ないと思うけど、俗に言う "街乗り" スタイルにはいまいち。

スケートに限らず、スポーツを楽しむ上で必要なのは安全性。インラインスケートではどういう製品が安全性が高いか?というと、履いて、安定性のあるブーツ。止まろうと思ったら止まれて、転びにくいということが重要。 個人的には転ばないことよりも、止まれることの方が重要だと思っている。上達するに連れ、転ぶことはすごく減るけど、滑っている以上、止まることは毎回必要になるから。止まる技術ってほんとに大切。

着脱式インラインスケートを "移動用" とほんとに割り切り、ちょっと乗り心地が悪くてもいいやっていうなら、それはありだと思うけど、やっぱり、履く以上はちょっとは滑りを楽しみたいと思う。そういう人には安全性の面からおすすめは出来ない。 いくら上級者でも、不安が残るはず。そんなブーツを上級者が買うか?というと、買わないと思う。 では、初心者に進められるか?というと、そんな安定性がないものを薦めるわけにもいかない。 処分特価になった製品をお遊びに買うのはいいと思う。けど、お遊びね。

もし、着脱式をもっと売っていこうと思うなら、上級者も好むような安定性やフィット感のあるブーツにすべき。メインブーツにならなくても、セカンドブーツでもいいと思う。少なくとも、処分特価になったお遊びブーツではない位置付けに持っていくこと。 そしたら、初心者にも「意外と安定感があるから入門の基礎練習用ならありかもね。ただ、スラロームやロングランなど、もっと色々とやってみたいなら専用ブーツをおすすめするよ!」って話が出来る。 安定性が出てきたところで、売るにはまだまだ。実際にお店に到着!ってときにフレームを外します。外した後のそのフレームどうする?バッグに入れる?ウィール(タイヤ)が汚れたままで?それとも、手に持ったまま不便に買い物する? 着脱ばかりに目が行って、外した後のことが考えられてない気がする。 履いて、滑って、お店に入って、買い物して、また装着して、颯爽と帰るところまでの一連の流れを考慮した製品にして欲しいし、それを提案しつつ売って欲しいなぁ〜と思う。

Hypnoに関しては¥20,000前後で売られてるけど、着脱式という機能を付加して、他のインラインブーツと同等か、それよりも安いってどういうことよ? 着脱式という機能を付加した上で、安定性を考慮してたら割高になっても不思議ではないでしょう。

実際、着脱式のインラインスケートは便利なのか?というと、実際はそうでないと感じてる。着脱は確かに便利だし、早いよ。だけど、滑ってる時の安全性や、フレームを外したあとどうするか?みたいなことを考えると、総合的には普通のブーツの方をおすすめする。 普通のブーツは履いたり脱いだりはちょっと面倒だけど、今履いているSeba Highはそこまでではない。足を入れて、バックルを留めるのみ。紐がなくてもしっかりホールドされるので、紐は通してない。これでどれくらい平気かというと、片手に一眼カメラを持ちつつ、街中を滑っても平気なくらい。しかも、2時間くらいはずっと履きっぱなしでも足はそれほど疲れない。 今ほどブーツがよくなる前に8時間以上履きっぱなしってこともあったけど、さすがに着脱式で長時間のスケートはないなぁ〜。 フレームを外した状態は着脱式の方が疲れないと思うけど、フレーム装着して、滑る体勢になったら着脱式の方が不利。安定性が無いから、立ってるだけでも、立ってることを維持する必要があるから疲れる。

まとめ。 着脱式を売りたいなら安定性を向上させるべき。 路面がよくてまっすぐな道路だったり、どうしても重さが気になる場合は着脱式。 それ以外のシーンでは、基本的に普通にインラインスケートのブーツをおすすめ。

■ Togetter - 「着脱式インラインスケート」

http://togetter.com/li/52474