小説と映画の狭間
映画と小説、同じ作品を観て、読んでいて気づいたことがあった。
今回の2作品(最下部参照)はどちらも映画→小説という順のため、 「えっ、そんな設定もあったの?」とか、 「へ~、そうだったんだ~」とか思いながら読んでいる。
こんな風にいくつか違いに気づき、なんで映画では違うんだろう?と思ったら思い浮かんだことが2つ。
- 評価が大きく変わりそう
- 視点を統一するため
きっと、映画化にはもっともっといろいろと変えたり、ある基準に沿わせた方がいいとか、いろいろとあるんだろうけど、素人目にはこんな感じ😄
評価が大きく変わる件は、 「あれがなかったらよかったのに」とか、 「一般市民が見る映画にはタブーでしょ」とか、 「倫理的にどうなの?」みたいなこと。 そこの設定がぼかされてる。 映画からも読み取れないわけじゃないけど、そこまでは読み取らないかなぁ~って気がした。 だって、上記のような感想が出そうなこと、自然とそっちを読みに行かないと思う。
視点を統一する件については、映画で視点(彼視点から彼女視点とか)が変わると感情移入とか、誰の立場で入り込めばいいのかとか、視点をどこにおいて見ればいいかわかんなくなりそう。 しかも、2時間くらいの間に何回もそれをやられたら観づらそう。 エピローグのあたりで視点を変えて・・・っていうのならわかりやすいんだと思った。 小説と映画の構成の違いなんだろうなぁ~。
そんなことがちょっと新鮮な小説でした。