Excelの偉大さ
資料の整理をしているときの出来事。 既にある資料がExcelだったので、集計が簡単に出来そうだ♪と思い、集計開始。 まずは、必要な情報をフィルタして…おぉ、やっぱり集計しやすい。 と思っていたのも束の間、次の項目をフィルタして集計していると、なんか怪しい。表示されていなければならない項目が抜けている気がする。 フィルタを解除して調べてみると、フィルタにかからない行を発見! それまで集計したデータも一気に信憑性が無くなってしまったため、最初からやり直し。区切りを利用して間違えないように数え、それをテキストエディタにペタペタ貼っていき、電卓で計算!
資料にミスがあるのは仕方ないにしても、あれは表計算を考慮した雰囲気が掴めなかったので一部だけ修正して利用することはしなかった。 せっかく一覧になってても、集計できないデータをExcelで作ってどうする!?と思った。
ある画像情報をいただいたということで確認したら、Excelに画像がペタペタと貼り付けてあった。 ファイルで欲しいんですけど…と要望を出してみたものの「なんでExcelに貼ったものじゃダメなんですか?」と。Excelだと画像として扱えないし、集計しづらいし、閲覧しづらいからって話をしても無駄だった。 全部でいくつあるんだろう?と「これで全部ですか?」と聞くと、わからないという返答。さらに「これってどこの画像なんですか?」と聞くと、置いてもらったものだからよくわからない…と。 総数もわからず、分類も出来ず、これらをどう扱えと言うのだろうか? 仕方なく、自分で集めようとしたら「全部必要ですか?」と。まぁ、それでも、この質問の意図はわかる。集めるのに結構時間がかかると思うけど、それでもやる必要があるかってこと。確かに普通にやってたら時間はかかるけど、時間をかけずに集められると思っているからやろうとしていて、そんな説明をするも「う〜ん…」と。
そんなわけで、データを整理するイメージはあるものの、データの提供を拒まれるどころか、収集さえも遮られそう。 必要な資料が欲しいのはよくわかるんだけど、その資料はポンッとどこからか出てくるわけではなくて、資料を作るための資料が必要なときもあるし、その資料を作るための情報が必要なこともあるんだけど…と言っても相手は変わらないので、自分から動くしか無い。
それにしても、Excelって偉大だよなぁ〜。 方眼紙にしたら都合よく書けるし、図形描画機能を使えば図も描けるし、画像を貼ればまとめて渡せるし、印刷範囲の設定をすれば印刷時にマニュアルっぽくなる。もう、WordもPowerPointもいらないじゃん!本来の表計算ソフトとしての利用なんていらないよね。 しかも、Excelを使うと資料っぽく見えて、まとめた感があるしね! (信じられると困るから一応書いておくけど、これらは皮肉ね)
そんな使われ方ばかりされるから、表計算としての集計が出来ない資料を作るし、Excelに画像を貼って渡すなんてことが平気で行われるんだよなぁ。 しかも、これがIT業界で、システムを作る人達が普通にやってることだからたちが悪い。
どうにかして情報集めて整理しよ〜っと。