facebookのイベントと利用者
ネットのサービスを活用するのって難しいと感じたことがあったので書いておく。
予定×2
8/5(金)と8/6(土)に予定があった。 8/5は以前いた会社の人達と飲みで、8/6…も、以前いた会社の人と会ってた。 会社は違うけど、どっちも以前の会社の人だ(笑)前者も後者もfacebookのイベントを利用した。 前者は自分を含め3人でtwitterであーだこーだやりながら、アンケートも利用して場所や日時を決定。 後者は場所と時間をセッティング。
facebookのイベントは便利!?
facebookのイベントには参加/不参加の出欠機能があるので、これを使うと便利!…なはずだった。 でも、実際は便利とは裏腹に、対応が増えたり、出欠の把握が面倒だったり、履歴としても使えないという側面も表れた。 これについてはfacebookの機能がよくないというわけではなく、単に利用者の問題。特に困ったのは参加/不参加に変更があるとき。初めは参加予定だったけど、途中で参加できなくなってしまった場合。このとき、コメントとして「参加できなくなりました」というのは書かれるものの、イベントのステータスは参加のまま。 これでは参加者リストの人数を数えるだけでは把握できなくなるので「参加できなくなったらステータスの変更もお願いします」という対応が増える。これでステータスが変更されていればいいけど、変更されていない場合、参加者リストと、コメントを照らし合わせて参加者を把握することになる。 流れから参加者の把握は出来るけど、参加/不参加のステータスが複数回変わったり、人数が多かったりしたらミスが出るだろう。単なる数え間違いの他に、どちらを信じればいいのかが不明確になる。コメントと参加ステータス、どっちを信じたらいいの?ってこと。 履歴としての機能を果たさなくなる件については、後日、イベントを見たときに誰が出席してたのかがわからない。
これについてはどちらのイベントにも共通して言えること。
人によってはイベントを見ることもなく「今日あるの?」なんて連絡をしてくるほど。
コメントはどっち
それと、もうひとつ気になったのはコメントをどこに書くか?ということ。 具体的には、グループのウォールに書くのか、イベントのウォールに書くのかということ。 なるべくこれは使いわけようと、イベント参加者だけで済むようなことはイベントのウォールに、全体に伝えたいこと(例えば「直前でも参加したかったら連絡ください」)はグループのウォールに書くという使いわけ。結局は利用者しだい
こういう便利な機能があっても、結局は利用者で利便性が大きく左右されてしまう。 今回の2つのイベント、どちらもIT関係の方々。IT関係だからと言ってサービスを使いこなせるとか、便利に利用しているかというとそうではないのが実態。 サービスを使って、便利に活用するには「参加と認めるのは参加ステータスである人で、参加ステータスの人からは基本的に徴収します」くらい言っておかないとダメなのかも。もちろん、このやり方を無理強いすることはしないけど、使うならこれくらいやらないとイベントとして機能してないよね。 利用者のITリテラシーも大きく関係してる気がした。[追記] ここで話が終わってると誤解を生みそうなので、追記。 ITリテラシーが大きく関係してると言っても、これが必要ということをいいたいわけではなく、意味としては全く逆で、一般的なサービスでITリテラシーは期待するものじゃないと思ってる。 次々と新しいサービスが出てきている状態で、全てについて使いこなしていくというのは難しい。普段からネットを利用している人たちでも、利用しているサービスに差はあるからサービスを利用するためのスキルというかリテラシーを要求するのは本末転倒だろう(会社で業務として必要だったら身に付ける必要も出てくるけど)。 Twitterやfacebookの書籍は多数出てるし、便利な使い方を説明してくれているサイトもあり、こちらは無料で読める。実際、そういうのを読んでいる人は身近にはほとんどいない。 自分でも積極的に読んでいるか?というと、ガツガツは読んでない。サービスのコンセプトなどを把握したり、ひと通りの機能を把握したりしてる中で疑問があったら検索して読みに行く。新しいUIや機能が増えて、疑問に思ったことがあったら読みに行く、というくらい。 何気なく利用している人よりは考えてるし、調べてるつもりではあるが、これが生業に直結しているわけでもないので、その程度。
この手のリテラシーはサービス毎になるし、書籍などを読む必要も出てくると思うので、リテラシーは要求できないし、当たり前なものだとは思えない。 最近、インラインに関するサービスを考えているが、インラインをやってる人がネットにどれくらい触れているかわからないし、ネットをしてるくらいなら滑りに行く!って人もいるだろう。そこに敷居の高い(リテラシーを要求する)サービスを提供してもねぇ…。
サイトやサービスを「こう使うといいよ」ということは言えても、使えないことや使わないことは否定できないし、使えと言うつもりもない。 職業柄知ってろよ!と思う人(説明する側だったり、意見を求められるような人)もいるけど、そういう人はほんとに極一部。 [/追記]
今回は知っている人たちだからいいけど、勉強会は大変だろうな。ドタキャン問題も実際にあったと聞くし。
サービスを提供する側だったら、こういう問題にはどのようなアプローチで改善していくべきなんだろう?と疑問がひとつ増えた。