Kindleで右綴じのPDFを快適に読む
先日、本を自炊してPDFにしたんだけど、Kindleで読みやすい状態にするにはどうしたものか…と考えていた。
PDFをAZWとかePubとか、変換してくれるツールはあるもののいまいち。
結果的にはPDFをトリミングして(上下左右の空白部分を削って)Kindleに転送したものが一番読みやすそう。
結局はPDFなので、電子書籍ほど読みやすい文字ではないんけれど、まぁまぁ許容範囲。
だけど、問題もあって、KindleでPDFを読む場合は左綴じ(左から右に読む)限定。
今回の本は右綴じだから、読みづらい。
このページ送りが逆の問題を解決するために、ページ順を逆にすることにした。
PDFを開いたら1ページ目に表示されるのは一番最後のページで、PDFの最後のページが本の表紙ということ。
Kindleでは巻末から読み戻り、表紙に進むので100%, 90%, ..., 0%と読み進むことになるけど、読みやすいけどこれでいいことにする。
ページを逆順にする
MacでPDFのページを逆順にする方法を調べたけど、そういうアプリはあまりなくて、コマンドを使った方が早そうだったのでコマンドで実行することにした。
使うツールはpdftk
というもの。
[-]PDFtk Server
https://www.pdflabs.com/tools/pdftk-server/
コマンドはここからダウンロードができる。
pdftk 選択の科学.pdf cat 100-1 output 選択の科学-rev.pdf
このように実行すると選択の科学.pdf
の100ページ目〜1ページ目までを選択の科学-rev.pdf
として再構成してくれる。
今回の本は選択の科学。
以前、`白熱教室`でちょっと見て、面白そうだったから気になっていた本。[-]シーナ・アイエンガー 『選択の科学』 「選択」についての最高権威、盲目の美人教授が知的大興奮授業|特設サイト|本の話WEB http://hon.bunshun.jp/sp/sentaku-kagaku
余談
PDFをトリミングして、ページを逆順にするということに至るまでに断念したことを補足しておく。
K2pdfopt
K2pdfoptというツールが各デバイス用にPDF出力してくれるのでこれを使ってみた。
[-]Willus.com's K2pdfopt
http://www.willus.com/k2pdfopt/
結構綺麗に整えてくれてとてもよい!…が、縦書きの文章には向かなかった。
論文などには結構有益に動作してくれるらしい。
このツールはまたの機会に…。
pdftkをbrewでインストール
pdftkをHomebrewでインストールしようとしたらコンパイルが終わらなかった。
El Capitanはうまくいかないらしい。
Homebrewに特にこだわりがないのであれば、パッケージをダウンロードしてきてインストールする方が無難。