Macのバックアップが終わらない
MacのバックアップにTime Machineを使っているんだけど、初回のバックアップが終わらない。丸一日かかって終わらず、夜はスリープに入り、翌日はまた初めからバックアップが行われる…みたいな悪循環。バックアップ対象は80GBくらい。
たぶん、Wi-Fiで初回バックアップをしようとしているのがよくないんだと思う…ということは認識している😅
今さらLANケーブルを接続するのも面倒だし、初回バックアップさせ完了してしまえば、あとはなんとかなりそうなので、このままWi-Fiでバックアップを完結したい。
調べてみたらいくつかの設定を組みわせることで解決しそうだったので試してみた。結果的に上手くいったのでメモ。
施策
- スリープにならないようにする
- CPUのスロットルを解放
- 余計なファイルをバックアップ対象から除外
- タイムマシンのスナップショットをアンチウイルスソフトの検査対象から除外
スリープにならないようにする
スリープにならないようにするソフトを使うだけ。
Amphetamineなら無料で使える。
CPUのスロットルを解放
バックアップに使うリソースを制限するようになっているのでスロットルを無効化した。スロットルを無効化してもCPUは余っていたし、他のアプリが動かないってこともなく、特別困りはしなかった。ブラウザでページを開くまでの時間がいつもより遅かったんだけど、これはバックアップで帯域を使っていたからなのだろうか。
lowpri_throttle_enabled
を 0
にするとスロットル無効化。
$ sudo sysctl debug.lowpri_throttle_enabled=0
設定を元に戻したい場合は値を 1
にすればよい。
$ sudo sysctl debug.lowpri_throttle_enabled= `1`
余計なファイルをバックアップ対象から除外
- /Volumes
- ~/.Trash
- ~/Downloads
- ~/Dropbox
- ~/GoogleDrive
/Volumes
を含めているのは、 mdutil
コマンドを実行したら Indexing enabled.
になっていたから気になって、 /Volumes
を丸々除外した。
$ mdutil -sa
/Volumes/Time Machineバックアップ/Backups.backupdb:
Indexing enabled.
タイムマシンのスナップショットをアンチウイルスソフトの検査対象から除外
スナップショットのウイルススキャンは不要ということで除外。
まとめ
どの設定がどれだけ効果があったかわからないが、バックアップは完了した。
今度はクリーンアップ中が終わらない…。
補足
その他にも、仮想化ソフトを入れている場合などの対応などもあるようなので、気になる方はリンク先参照。
[-] MacのTimeMachineが遅い時の対処法 | D-Box
https://do-zan.com/mac-timemachine-cope-delay/