SOY CMS x100

Ken published on
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SOY CMSで100ソイトサイト作ってみたときの話。 なぜ100サイト作ってみたかというと、ひとつのSOY CMSで複数サイトを管理しようとすると、他のサイトの情報まで見えてしまったから。

早速手順。

  1. サーバーにSOY CMSをインストール
  2. テンプレートとなるサイトとExcelにまとめたサイト情報をDBへ流し込む

以上で100サイト完成!! ソソッイと出来てしまうのであった。 簡単にまとめるとこんな感じだが、もう少し詳細に書いてみる。

まず、サイト情報と設定情報をまとめたExcelを用意する。 ここからシェルスクリプトやVirtualHostの情報を出力し、FTPでサーバーに送る。 VirtualHostのファイルは置いて完了、シェルスクリプトは実行するとSOY CMSをインストールする。 ただし、インストール直後の状態なので、まっさらな状態で100サイト出来ている。 これが上記の1に該当する。

続いて、テンプレートとなるデフォルトHTML群と、Excelの設定を合わせてDBへ流し込む。 この組み合わせによってそれぞれのサイト情報(例えば、サイトタイトルとか)がそれぞれの値に変更される。 さらに、各サイトごとの画像ファイルもFTPでアップロードする。 もちろん、このアップロードも自動。 これにて100サイトの構築が完了。

SOY CMSを使ったことある方ならわかっていると思うが、管理画面からページとブロックと記事の関係性を設定しなければサイトの構築は完成しない。 他にはブログや、新着情報表示などの設定もすると思う。 上記の手順1, 2では触れなかったが、2を完了した時点でこの関係性も設定済み。 SOY CMSではblock属性をHTMLに埋め込んだりするが、これを拡張した。 HTMLを書き終わった時点で、ページとブロックと記事の関係性が設定完了となる。 拡張したと言っても、SOY CMSではなくて、手順2のところでblock属性を拡張したものを解析し、データをDBへ流し込む方法を採ってる。

拡張したと言ってもたいしたものではないので、SOY CMS側で拡張することも容易なはず。 管理画面をマウス操作によって設定するか、HTMLにあらかじめ記述しておくかの違い。 どっちが便利かは人それぞれだとは思うが、HTMLに記述しておくのは敷居が高いかも。 ある程度SOY CMSを使えて、どんな構成にしようかイメージ出来る人じゃないとつらい気がする。 数サイトならマウス操作の方が早くてお手軽な気もするし。

SOY CMSでこんなことも出来ますよっていう、役に立たない情報でした(^^; ちなみに、SOY CMSを触り初めてから100サイト構築まで3週間でした。