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Vista on Xenを使う

· 7 min read

Fedora上のVista、普通に使えます。 描画は速くないけど、事足りるのではないか?といった感じ。 動画もコマ落ちせずに、今のところ不満はない感じ。

とりあえずはインストール方法を紹介。 と言っても、こちらを見ていただいた方がわかりやすいと思われる🙄 オープンギャラリー:Xen 3.0.4(Core 2 Duo編[Linux])

http://www.ne.jp/asahi/open/gallery/linux/xen/xen3x64vt/xen3x64vt.htm

Xenのインストールは特に問題ないだろうから掲載略。

前提。

  • Intel VTやAMD-V対応CPUを利用
  • XenカーネルでLinuxを立ち上げる
  1. ディスクイメージ作成
  2. 設定ファイル作成
  3. 起動
  4. インストール
  5. ネットワーク設定
  6. リモートデスクトップ接続
ディスクイメージ作成Vistaをインストールするディスクイメージを作成する。 dd if=/dev/zero of=/path/to/vista.img bs=1024 count=10240 これで/path/to/vista.imgという10GBのファイルが出来るが、このファイルサイズは大して大きくない。 lsコマンドでは10GBあるが、du vista.imgとすると実サイズがわかる。 パフォーマンスを考慮して、あらかじめディスク容量を確保しておくことにする。その場合は以下のようにする。 dd if=/dev/zero of=/path/to/vista.img bs=1024 seek=10240 10GBのファイルをここで作成するため、少々時間はかかる。設定ファイル作成雛形となるファイルが/etc/xenにあるのでこれを利用する。 cp /etc/xen/xmexample.hvm vista.hvm 以下が変更箇所。diff風に表記。
> memory = 128
< memory = 1024

> name = "ExampleHVMDomain"
< name = "vista"

> vif = [ 'type=ioemu, bridge=xenbr0' ]
< vif = [ 'type=ioemu, bridge=xenbr0, model=pcnet' ]

> disk = [ 'file:/var/image/min-el3-i386.img,hda,w', ',hdc:cdrom,r' ]
< disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r' ]

> boot = "cda"
< boot = "dca"

> sdl=0
< sdl=1

> vnc=1
< vnc=0

> # localtime=1
< localtime=1

> #keymap='ja'
< keymap='ja'

以上で設定ファイルの作成を完了する。 memoryはメモリ量を決定する。単位はMB。 nameはDomainの名称。 vifはネットワーク関係の設定。 model=pcnetと追記しない場合、ネットワークデバイスはRealtekとなる。これだとなぜかネットワークにつながらない。そこで、pcnetをネットワークデバイスとして使う。 diskはディスクの設定。リアルデバイス, 仮想デバイス, 読み書き設定って並び。 bootに並んでいるアルファベット順に起動すると思えばいい。dcaとしたのは、CD-ROM, HDD, Floppyという順にしたかったから。 sdlはSimple DirectMedia Layerのことらしい。Intel VT/AMV-V対応CPUじゃないと動作しないらしい。 vncを無効にしておくことによりSDLが使えるっぽい。詳細不明。 localtimeはそのまま。ローカルタイムにするかどうか。 keymap指定で日本語キーボードに対応させている。 だいたいこんな感じだろう。

起動CDドライブにVistaのDVDをセットする。 xm create vista.hvmインストールこれでコンソールがあがってくるので、あとは普通にVistaをインストールする。 インストールで特に困ることはないと思う。 インストールが終わったらVistaのインストール用DVDは取り出していい。ネットワーク設定Vistaの設定ファイルを修正し再起動するので、Vistaはシャットダウンしておいていい。 設定ファイルのところでも少し触れたが、ネットワークデバイスをpcnetに変更した。 このデバイス用のドライバをインストールする必要がある。 Vista自体はネットワークにつながっていないので母艦(Domain0)でドライバをダウンロードする。

Windows ドライバ

http://www.amd.com/jp-ja/ConnectivitySolutions/ProductInformation/0,,50_2330_6629_2452%5E2454%5E2486,00.html

ここにある"NDIS5 Driver for Microsoft ..."というやつがドライバなのでダウンロード、展開する。 mkisofs -o driver.iso -R -J {展開したディレクトリ} としてdriver.isoを作成する。 さっき作成した設定ファイルを再度編集。

> disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r' ]
< disk = [ 'file:/path/to/vista.img,hda,w', 'phy:/dev/cdrom,hdc:cdrom,r', 'file:/path/to/driver.iso,hdd:cdrom,r' ]

このように編集したらVistaを立ち上げる。 xm create vista.img Vista起動後に新しいデバイスが見つかったからドライバをインストールするって始まるので、ドライバをインストール。 この辺は普通にVistaを使えばOK。これでネットワークにもつながるようになったはず。 改めて編集した設定ファイルのdriver.isoの部分は不要なので削除する。

リモートデスクトップ接続普通にリモートデスクトップの設定を行う。 接続しやすいように、DHCPじゃなく固定IPにしておくといいかも。

設定が完了したのでVista自体はバックグラウンドで動いていてくれればいい。 しかし、このままVistaのウィンドウを閉じるとそのままVistaも強制終了となってしまうので、設定ファイルのsdl部分を修正。

> sdl=1
< sdl=0

この設定でVistaを立ち上げる(xm create vista.hvm)と何も表示されなくなると思う。 でも、Vistaにはリモートデスクトップでつながるので大丈夫。 Windowsならリモートデスクトップを使えばいいし、Linuxならrdesktop 192.168.0.xxxでつながる。rdesktopのオプションに"-f"を付けるとフルスクリーンモードとなる。

あとはお好きなようにVistaを活用してください😃